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こんにちは。THIRD PLACEの西脇です。
それでは今日はISSUETHINGSに特別に作っていただいたスラックスについてご紹介していきます。

これまで私たちがこだわる「デニム」を強くおすすめしてきましたが、次に提案したいのが「スラックス」です。
私たちが理想とするスラックスをイシューシングスにお願いして形にしていただきました。
完成したこのパンツは、生地のイメージとサイズピッチ、自分達のスタイルに合わせたリクエストをしました。そこに渡辺さんの考えを加えていただきサードプレイスだけの完全別注になります。
この話を深めていく前に伝えたいことがあります。
それが「トラウザー」と「スラックス」についてです。
よく「トラウザー」と「スラックス」それぞれの言い方で表すことがありますが、一般的には同じ意味。
厳格に違うのが、トラウザーはイギリス英語、スラックスはアメリカ英語だということです。
ただ日本のファッション業界においてはトラウザーは「ファーマルなズボン」、そしてスラックスが「ややカジュアルなズボン」として指すことが多いです。
今日のブログではこの定義の元、パンツの話を進めていきます。


今回私たちが作ってもらったのは「スラックス」。
ただ、ポイントとしては、トラウザー要素を残した、スラックスだということです。
イシューシングスのコレクションをはじめて見た時に「トラウザー」が多いのが印象的でした。綺麗に仕立てながら、素材にこだわり、クラシカルな雰囲気とモダンさの入れ方がすごくうまいなと思いました。
もともと自分が身長が高くないところからの苦手意識と、普段ジャケットを使ったスタイルを着ることが多くはないので、トラウザーを選ぶことがあまりありませんでした。
自分に合う綺麗なパンツを選ぶとしたら、カジュアルなスタイルに馴染みやすいウエストがゴムのイージースラックス。これがここ数年の鉄板でした。
ただ大人になってきて、最近はもうすこしすっきりしたパンツも気になるようになってきました。
そんなタイミングでイシューシングスのトラウザーを見たときに、今の自分が求めていた雰囲気でした。
実際にインラインのアイテムを試してみて、すごくよかった。のですが、今自分が着ているスタイルのバランスだと全てが馴染むものではなく、あとまだ見慣れない部分がありました。
そこでイシューシングスの要素をしっかりとありながらもうすこし今の自分たちのスタイルにも馴染むアイテムも欲しい。
そんなすごいわがままをお願いさせていただきました。

完成したパンツを見た時は3人で感動しました。
自分たちが想像していた以上に素晴らしい仕上がりだったからです。


まず私たちが選びたかった生地が、ヘリンボーン柄です。
その理由がクラシックで上品さがあり、トレンドに左右されにくい、年齢を重ねても着やすい柄だと思っているからです。
そして普通の無地とも違い、表情があるものを求めていました。
渡辺さんの方でいくつか提案してもらったヘリンボーンの中から、穿いた時に柄の主張が強くないものにしました。


カラーもベージュとブラックの2色。
ベージュは個人的には脱無難として選びたかった色合いで、WELCOME-RAINのデニムでいうエクリュと同じ感覚です。
明るめですが、嫌味がなく、ダークトーンにも色物にも馴染む万能性を持っています。
そしてブラックは自分が黒のスラックスを持っていなかったので、この機会に作ってもらいました。
真っ黒よりはチャコールのようなブラックなのが特徴で、どんな方でもシンプルに「使いやすい」と思います。
生地の厚みも薄すぎず、厚すぎないので、長い時期いつでもしっかり穿ける厚みにもこだわりました。

そして穿いたときのシルエットこちらです。
トラウザーの良さである綺麗な腰回りにしながら、シルエットは抜け感を持たせるため、中太ストレートでスラックスらしいラフさを持たせました。
あくまでイージスラックスのようなワイドシルエットにしたかったのではなく、かといって極端にテーパードや細身のストレートのトラウザーでもない絶妙なバランスです。

股上はやや深めに取り、渡り幅のこともすごく考えました。
まず股上の設定が自分たちが日常で過ごしていて一番ストレスを感じず穿ける深さを意識しました。
ここは自分の感覚と経験値になりますが、提案したいパンツとしては「長く寄り添えて、使いやすい日常着」がベースにあるので、普段来ていただいているお客さんのライフスタイルをイメージした時にもピシッとしすぎたフィッティングだと、ちゃんとした時にしか穿けないパンツ。と思われてしまいそうで...
そういう存在には感じてほしくなかったので、自分が目指しているテーマと普段のお客さんと話していてわかる必要なスペックを反映させてもらっています。
そして今までよりはややすっきりとしたバランスなので、足のラインの見え方にもこだわった渡り幅になっています。
私が学生時代スポーツをやっていて、足がしっかりとした筋肉質なのと、O脚。パンツを穿く時に気になるコンプレックスが多いので、足のラインを隠せるゆとりがありながら、全体で見た時はほどよくすっきりしたバランスになりました。
結果的に渡辺さんから言われたのは「このシルエットはissuethings史上一番太いパンツです」と。
「制作をする上で、実物の生地を使って何度か布の落ち方を調整しました」とこちらのこだわりたい部分をしっかり汲み取っていただき形にしていただきました。


このパンツの特徴を示すなら、やっぱりこの部分です。
カットオフの箇所から芯地やスレキの生地がのぞき、パンツの内側の構造が外に露出するカットオフの仕様に。
このカットオフは26AWのイシューシングスのインラインでシャツやパンツに使われているデザインをこの別注パンツにも落とし込んでいただきました。
先ほど話してきた「ヘリンボーン」「日常着」という考えを落とし込んだデザインベースに、このディテールが加わることが「スパイス」になりました。
後ほど紹介するスタイリングでも見てほしいのですが、このカットオフは遠くから見ただけではわからないと思います。ポケットに手を入れるとき、タックインをした時、そんな時にさりげなく主張してくれるのがとても気に入っています。
私たちから提案した別注ではありますが、あくまでイシューシングスと一緒にやる意味、そしてこういう取り組みだからこそできる両者の表現を大切にし、楽しませていただきました。

続いて「レングスの長さ」と「裾幅」です。
まずレングスの長さの話でいくと、通常トラウザー目線であればくるぶしくらいに合わせてちゃんと直して穿きたいところですが、このパンツはワンクッションくらいでラフに穿きたいイメージ。
サイズは1、2、3の3サイズで用意したのですが、サイズ1は三浦、サイズ2は窪野、西脇に合わせて作ってもらいました。
サイズ1は150cm~160cm前半の女性や小柄な男性サイズ。
サイズ2は165cm~173cmの高身長の女性から私西脇と身長や体型が近い方のサイズ。
サイズ3は175cm以上の方から180cmを超える方もしっかり穿いていただける長さになっています。
私たち3人とも小柄なので基本的にパンツのお直しをすることが多く、それが嫌で(笑)直さなくてもいい長さにそれぞれしていただきました。ある意味自分たちが最もこだわりたかった部分かもしれません。

そして裾幅は「スニーカー」と「革靴」を両方しっかり合わせられることが重要でした。
なんで裾幅?と思われる方もいるかもしれませんが、裾幅次第で合わせられるシューズが限定されてしまうからです。
そうなるとスタイリングにも影響し、自分としてはスタイルの「汎用性」を大事にしたいパンツなので、裾幅は重要視します。

例えば自分の足元選びでいくとこんな感じ。
コンバースのようなローテクスニーカーよりはアシックスやニューバランスのクラシックな見た目を持つハイテクスニーカーが好きです。最近は992をまたよく履いています。
革靴で言えば、JMウェストンのヨットやbbblllaaahhhが好きで愛用しています。
自分の好みでどちらも共通しているのが、割とボリュームのあるシューズなんですが、そこ"も"しっかり合わせられる裾幅で作っていただきました。
"も"と言ったのは、その逆ももちろん大丈夫だということです。
ローファーが好きな方、そしてローテクスニーカー派の方もしっかり合わせていただけるのでここは安心してください。
いろいろお話してきましたが、そういった私たちがこだわった部分を知っていただきながら、これから私たちが発信していくスタイリングを見ていただきたいです。
トップバッターは私西脇からいきます。

JERZEES×THIRD PLACE "CREWNECK SWEAT"
まずは今までのスウェットスタイルをアップデート。
これまでスウェットに合わせるのはデニムデニムデニムとしつこめにいきましたが(笑) この秋冬はスラックス推し!でいきます。
合わせているスウェットは昨年ご紹介したJERZEES。サードプレイスだけの制服スウェットを久しぶりに着ましたが、やっぱりいいですね。
既に持っている方はこのパンツを買い足していただくだけで、この秋のベースが整います。
カジュアルを代表するアイテム、スウェットですが、私たちらしいスタイルと言えばのアイテムなので、ここの親和性は非常に重要でした。
個人的にグレーにベージュ合わせがおすすめ。

de dam foundation "Nepped Cotton Jacket(SUMI)"
先ほどのお話の中で「普段ジャケットは着ない」と言いましたが、お店に届いた新作のde dam foundationのイージージャケットは、今一番欲しいアイテム。そう思うほど気に入ってしまいました...。
インナーにエクストリームのjames。そしてリラックスしたジャケットとのバランスがベージュのスラックスとの相性もよく、シンプルに今シーズンやりたいスタイルです。

ANOTHER ASPECT for THIRD PLACE "SHIRT 4.0"
MEIAS for THIRD PLACE "SILK CREW NECK PO"
続いてはブラックスタイル。
アナザーとの別注シャツ、MEIASとの別注シルクニットで、これまで2026年提案してきたアイテムでスタイリングしました。
ここでやっと繋がりました。
どれも自分達がしっかり着たくて作ってきたアイテムなので、THIRD PLACEらしい積み上げていく提案を感じていただきながら、楽しんでいただきたいです。

そして最後に提案したいのが、まだ大きな声で言えない楽しみにしていたカーディガンスタイル。
ブログを見ている方限定で言いますので、内緒にしてください。
9/7(月)くらいにローンチを予定している(決まり次第インスタで告知します)、horses(ホーシーズ)のニットカーディガン。
カーディガンを着ることはここ数年なかったのですが、久しぶりに出会いました。
いろいろ話したいですが、今回は詳細なしです。笑
だけど、これからこういう雰囲気も提案していくんだ!が伝われば嬉しいなと思い入れました。

さて長くなりました。
どちらのカラーもいいので悩む方も多いかもしれません。ただもし迷ったらぜひ思い切って、2色買いをおすすめします。
それくらい皆さんにとっても必要なパンツになってくれると自信を持って言える内容になったと思います!
ISSUETHINGS for THIRD PLACE
TYPE333
Color : BEIGE / BLACK
Size : 1 / 2 / 3
¥45,000+TAX
イシューシングスとの別注パンツは9月5日(土)13時より店頭発売をスタートします。
オンラインは9月6日(日)20時より販売を予定しています。
(在庫状況次第では販売を行いませんので予めご了承ください)
たくさん話してきましたが、既にこの別注スラックスを3人ともベージュとブラック、どちらも買い1ヶ月ほど穿いて過ごしました。
メンバーそれぞれ穿いてみて、思ったことを皆さんに伝えていきます。
それでは明日は窪野ブログを更新予定です。
彼にバトンタッチします!