春のHERILL

こんにちは。THIRD PLACEの西脇です。
春のヘリルはじめました。
4月から着られるベストな時期に皆さんに提案しようと決めていたシリーズ。
毎年この時期にしか会えないアイテムなので、ぜひ最後まで読んでいただいたら嬉しいです。

まず一番の特徴は「生地」。
このシリーズはリップストップの生地を使っています。
そもそもリップストップは素材名ではなく"織り方"の名前です、「裂ける(rip)ことを防ぐ(stop)」という意味を持ち、第二次世界大戦中のアメリカで、パラシュートや軍服の耐久力を高めるために開発された素材。軽量でありながら、太めの糸などを格子状に織り込むことで引き裂きに強く、万が一裂けてもそれ以上破れが広がらないよう工夫されています。
現在でも登山などのアウトドア、スポーツ、ワークウェアだったりと広く活用されている歴史ある生地です。
リップストップの最大の魅力は「頑丈さ」になるのですが、同時にデメリットに感じるのがやや硬めなので着心地の部分と表面を触ると特有のざらざら感がある肌触りの部分が気になる方もいると思います。これは太めの補強糸を格子状に織り込んだために、生地のしなやかさが抑えられていることや表面に凹凸があることがこの生地の特徴なので良しととるかどうかは人によって好みは出てくるかなと思います。
ではヘリルのリップストップはどうなのか、という部分ですが、今お話した通常のリップストップとは違い「とてもしなやかで抜群に肌触りが良い」という点です。
技術の進歩と共に、より細い糸で高密度に織り上げることが可能となり本来の特徴と良さに加えて、着心地の良さが最大限高まっています。
またアウトドアやミリタリーだと用途的にナイロンのリップストップになりますが、ヘリルはコットン100%のマットで天然素材らしい表情を大切にしながら、「質感にこだわった良い生地」になっています。
ワーク、ミリタリーをベースに作るブランドですが、歴史の本質を大切にしながらも新品で作る意味を持たせ、日本国内の最高級な技術・経験によって裏打ちされた伝統ある工場と新しいコンセプトの素材開発を行うブランドの姿勢が素晴らしいです。
ヘリルの洋服はこういった背景があるからこそ、自然と皆さんにも「納得感」を感じていただけていると思います。

そして縫い上げて製品(完成品)にしてから最後に染める製品染めで仕上げた、ブラックとブラウン。縫い目部分のムラなど、ほどよいヴィンテージの風合いがあり、特にブラウンの焦げ茶感は絶妙だと思います。
最初から生地に雰囲気があるので肌馴染みもすごくいいと思います。
またリップストップの醍醐味といえば、経年変化。着れば着るほど縫い目のパッカリングを中心にアタリが出て変化を楽しめると思います。
そんなリップストップの生地の全3アイテム。


まずはジャケット。
デザインソースとなっているのが、1940年代にUSMCに採用されていた「P-41」のカバーオールです。
肩、身幅を現代に合わせたサイジングで微調整し、普遍性の高いデザイン。無駄を削ぎ落とした3つのパッチポケットが特徴です。生地の特徴を生かし、とにかく軽いです。
これからの時期、特にメンズのスタイルは単調になるので、個人的に欲しくなるのがシャツジャケット。その自分の理想のイメージに一番近いのがこちらです。
春ニットやシャツ、Tシャツにさらっと羽織るだけでスタイルを作ってくれますし、かっちりしぎず使えるので持っておくと心強い存在です。





続いてイージーパンツ。
夏のシャツ、Tシャツを一枚で着る時期に毎年パンツ難民になりがちで、なんかいい感じで穿けるのないかな〜とこの時期になると考えていますが、今年はこれで解決しそうです。
自分は年中デニムが多いので、少し綺麗な雰囲気で合わせられるパンツが特に暑い時期に使えるのが少ないので、このパンツは求めていた一本でした。
ウエストはイージー仕様で、ギュッと絞るだけで綺麗なシルエットが生まれるのでラクに穿けて雰囲気もいいので皆さんにもおすすめしたい内容です。
スタイルの合わせやすさ、汗ばむ時期にもガシガシ洗えるのでどの面からみても非常に優れていると思います。




大島さんにおすすめしていただいたのがこちらのショーツ。
やっぱり最近の真夏は暑すぎるからショーツ欲しいですよね〜と言われていて、大人の方でも無理なく穿けるショーツを作りたくてできたのがこちらです。
腰回り、もも周り、裾幅を広めに取っているので、体型のラインが目立たず、綺麗に穿けるデザインになっているので安心感があると思います。
化繊のスポーティな雰囲気は苦手な方で、ファッションとしてしっかり使えるものを選びたかった方はぜひこちらがいいと思います。
生地とデザインのバランスがヘリルは本当にすごく良くて、ブランドとして大切にしたい軸がしっかり伝わってきます。




ジャケットにイージパンツorショーツ。ブラックかブラウン。
組み合わせてこそ生まれる一つの空気はHERILLの魅力をしっかり感じていただけると思います。
サイズ展開も幅広い方に選んで欲しかったので、ジャケット、パンツがサイズ1、2、3の3サイズ、ショーツが2と3の2サイズで用意しました。私が168cmで全てサイズ2を着ています。
HERILL
Ripstop P41 Coverall
Col: BROWN / BLACK
Size: 1/2/3
¥54,000+TAX
"Ripstop Work Pants"
Col: BROWN / BLACK
Size: 1/2/3
¥40,000+TAX
"Ripstop Chinoshorts"
Col: BROWN / BLACK
Size: 2/3
¥40,000+TAX
ここまではまずヘリルについてお伝えしたかったのですが、私がTHIRD PLACEとしてやりたいへリルのスタイリングがこちらです。



JACKET: HERILL "Ripstop P41 Coverall(BLACK)"
TEE: extreme cashmere "james" ※Available only in stores.
DENIM: HERILL "Linen Denim 4PK(VINTAGEWORN)"
SHOES: SATISFY "THE ROCKER" ※Available only in stores.


JACKET: HERILL "Ripstop P41 Coverall(BROWN)"
TEE: extreme cashmere "james" ※Available only in stores.
DENIM: WELCOME-RAIN for THIRD PLACE "5Pocket Denim(IVORY)"
SHOES: SALOMON (私物)
このスタイルはここ数年自分らしいバランス。
GWくらいから6月、秋にシャツジャケットを着ることが多くて、インナーはTシャツにデニムでスニーカーが落ち着きます。
好きなものは変わらず、でも選ぶブランドや色は変化しています。
例えばTシャツだと、もっぱらウールTを着ることが多かったのですが、今年はエクストリームのコットンカシミヤのTシャツにアップデート。待望のメンズサイズを用意できたので、ジャケットのインナーはこれくらい自然と合わせたいと思っています。(後日しっかり紹介します。)
デニムは変わらずインディゴやすっかり馴染んだエクリュで中太のストレート。足元のスニーカーは引き続き機能的なものを選んでいます。


JACKET: COLBO "Small Overshirt"
KNIT: MEIAS for THIRD PLACE "SILK CREW NECK PO"
PANTS: HERILL "Ripstop Work Pants(BLACK)"
SHOES: bbblllaaahhh (私物)
このスタイルは今シーズン全て買ったアイテム。
先日楽しみにしていたニューヨークのブランド「COLBO」が入荷し、個人オーダーしていたジャケットなのですが、どうやって着ようか考えたときに今日ご紹介しているヘリルのパンツが正解でした。
夏も穿ける黒のパンツを持っていなくて、チノのような気軽さと綺麗なスラックスまでいかない中間のような存在はかなり万能な一本。とても満足しています。



SWEAT: MEIAS "SILK SMOOTH SWEAT PULLOVER"
PANTS: HERILL "Ripstop Work Pants(BROWN)"
SHOES: COLBO×Sperry (私物)
いつものスウェットスタイルは、今シーズンはちょっと上質に。
今シーズンから取り扱いをスタートしたMEIASのシルクスウェットは、とにかく気持ちがいい。大人のカジュアルなアイテムを選んでいますが、スウェットもパンツも気軽に洗えるので、日常的に使いやすいという点は変わりません。
それにしてもブラウンの焦げ茶の色合いが絶妙で、こちらも合わせやすいので、買い足したくなっています。


KNIT: MEIAS for THIRD PLACE "SILK CREW NECK PO"
SHORTS: HERILL "Ripstop Chinoshorts(BLACK)"
SHOES: PRADA (私物)


SHIRT: ANOTHER ASPECT for THIRD PLACE "SHIRT 4.0"
SHORTS: HERILL "Ripstop Chinoshorts(BROWN)"
SHOES: COLBO×Sperry (私物)
ここ数年自分自身暑くなってくるとショーツを穿くことが増えました。
今まではアクティブなナイロン系が多かったのですが、今年はファッション性のあるショーツも欲しくてこちらを選びました。
合わせているトップスは先日お披露目した私たちのシルクニットとシャツですが、暑くなってきたらこの感じで楽しみたいです。どちらもかなりの頻度で着ているので使用感が出てきました。すでに持っている方はぜひこの組み合わせ、おすすめです!
今年はシックな雰囲気のショーツスタイルも楽しみたい!と思っています。
それぞれ今ある新作や私物で合わせましたが、THIRD PLACEのHERILLは「主役」にも「繋ぐ」役割としても、なくてはならない存在です。
安心感、納得感があるHERILLのもの作りにまずは目を惹かれますが、スタイリングをすると感じるのが、ヘリルの洋服の余白です。
ここでの余白とは例えばスタイリングの自由さで、新しい海外ブランドとの組み合わせを楽しんでいます。THIRD PLACEで海外ブランド50、日本ブランド50の比率で新しい洋服に触れる機会が増え、今までとは違う視点でブランドの魅力を感じています。
現在100品番以上を展開するHERILLですが、今シーズンも厳選して選びました。
そしてこのシリーズは、私は一番気に入っています。
ここから一緒に春を楽しみましょう。
オンラインストアも更新していますので、ぜひこちらからご覧ください。