好きなものを楽しむために。

 

こんにちは。THIRD PLACEの西脇です。

 

あっという間に11月に突入し、今年もあと1ヶ月半。

 

先日発売をスタートしたTHIRD PLACEのスウェットも本当にご紹介したタイミングが良かったなと思う気温で、私たちも毎日着ています。

今はとにかく洗って着るを繰り返し、どういう表情になっていくか楽しもうと思います。

 

それにしても、赤が人気で、こんなにもたくさんの方に共感していただけるとは思いませんでした。お店では皆さんが思う赤の見解も話をしていただいたり盛り上がりましたが、世代、性別問わず選んでいただける方が多かったです。

またオンラインでグレーを購入していただいた方の中でフーディはS、クルーはMを選んでいただき「きっとこれはインナー専用、こっちは一枚重視」なのかなと勝手に想像しながら一つ一つ梱包させていただきましたが、私たちが目指している「追求型」の方がこんなにも多くいて、支持していただけたことにびっくりしました。

 

このスウェットは「ちょうど良い」にこだわったデザインと比較的手を出しやすいお値段なので、皆さんの生活の中で役に立ったら嬉しいです。

こちらは欲しい時に、いつでも、買えるようにしているので、まだまだ用意しています。引き続きたくさんの方に見ていただきたいです。(予想を超えて一部サイズ欠けしていますが...)気に入っていただいた方は全種類コンプリするのも良いですし、同じものをストックするのも推奨です。

 

そんなスウェットを一枚で着るのを楽しんでいましたが、最近の名古屋の朝晩はもう寒さを感じるくらい冷えてきて、早くもスウェット一枚で過ごすことが難しくなってしまいました....。

 

本当はもう少し先でご紹介する予定でしたが、私たちが作ったスウェットを寒い時期にも楽しんでいただけるアイテムを用意していたので今日はご紹介させてください。

 

 

 

僕と三浦がこの冬スウェットスタイルに取り入れたいと決めていた半袖ベスト。

 

このベストはノルウェー、オスロで設立されたHIKING PATROL(ハイキングパトロール)というブランドで、パリで出会いました。

日本でも化繊、機能性が高い洋服をファッションに落とし込むことは既にスタンダードになり、さまざまなブランドさんから豊富にリリースされる中、現在の北欧視点で提案されるプロダクトに注目しました。

 

はじめての展示会ではどんなアイテムが待っているのか分からないので(海外買い付けは特に)ドキドキして行きますが、ある意味衝撃を受けました。

なぜなら私たちが求めていたシンプルで洗練されたデザインのプロダクトに出会えたからです。

 

海外ブランドの買い付けをしていると、さまざまな国の文化や考え方に触れますが、相性の良い洋服を見つけるのは本当に難しいんです。日本人目線でいくと「強い」と思うデザインも多かったり、良いと思ってもサイズ感が合わなかったりと、とにかく根気強く探していきます。

自分の目と経験、そして情報を入れてバイイングに挑む訳ですが、ハイキングの洋服は見た時からすぐに絶対に気が合うと思い(笑) 実際に試しながら、ハイキングチームがどういうマインドで物作り、スタイルを提案しているかも聞いて確信に変わりました。

この瞬間がバイヤーとして一番楽しいときです。

 

 

 

 

HIKING PATROL(ハイキングパトロール)

『"デザイン哲学：都会とアウトドアの融合"

私たちは都市の環境とアウトドアの両方で自然に馴染む衣服をデザインしています。パフォーマンスとデザイン性の真のバランスを妥協なく追求し、多用途で手に取りやすく、手頃な価格帯の製品を提供することが私たちの使命です。

"私たちの価値観：ゆったりとした、より意識的な歩み"

品質や機能性を重視し、消費に対してより慎重で意味のある選択をされる方々を応援します。私たちの根底には、人生の循環的な営みを尊重する考えがあり、そのリズムが季節の移ろい、旅の過程、そして帰着を導いています。

"ものづくりへの姿勢：時代を超え、機能的で、熟慮されたデザイン"

私たちのデザイン哲学は、変わりゆく環境や日常のあらゆるシーンに対応できる、時代を超えて愛される適応力のあるウェアづくりを大切にしています。すべてのアイテムは、耐久性に優れた素材と細部にまで配慮したつくりで仕立てられており、実用性、快適さ、そして静かな美しさに重きを置いています。

"ブランドの精神：単なるブランドを超えて"

HIKING PATROLは、探求のためのツールであり、自然とのつながりであり、そして日々の暮らしの中にあるリズムを大切にするための存在です。』

 

 

 

日本に戻ってすぐ、自分が感じたハイキングをまずは写真で三浦に見せたんですが「これめっちゃいいね！！」って言ってくれたのがこのベストでした。その後も特に説明しなくてもお互い思っていることが一緒だったのでこのベストのセレクトを決めました。

 

このベストを気に入った最大の理由が「スウェットスタイルを最大限生かせる」こと。

 

いい意味で簡単にイメージできる取り入れやすさがありつつ、少しだけスタイルを新しくできます。やはり半袖ってところがポイントです。細かいですがダイヤキルティングってのも良かったです。

ベーシックにこだわりながらも毎年アップデートは繰り返したいので、そう言った意味ではこのベストはこの冬私たちが提案する象徴のアイテムの一つになると思います。それにしてもスウェットと中綿の組み合わせは王道でいいですよね。

しかもハイキングを本格的に日本で紹介するのも今シーズンからなので、まだ誰も知らず被らないってところも尚良しだった訳です。

 

 

 

 

三浦は自分より先に購入済みで、先日のヘリルのデニムに合わせたり、ブラックも欲しくなったりとすでにだいぶ着ているので、その様子をここに載せておきます（笑）。

 

 

ちなみに半袖、半袖と言っていますが実は.....

 

 

 

 

元々長袖です。

肘部分にジップが付いていて取り外しが簡単にできる2WAY仕様。

私たちが特に気に入っていたのが半袖だったので、思いっきり半袖提案をしていますが、長袖にもなります。寒い日は大丈夫かなと心配だった方、これで安心してください！

なので車移動の方で調整できる服が好きな方や、お子さんがいらっしゃる父ちゃん母ちゃんにとっても、公園から家族旅行まで使い分けできて重宝していただけると思います。

 

ちなみにサイズはXS,S,Mの3サイズで、三浦155cmでXS、私が168cmでSを着ています。海外ブランドですが、サイズ感も日本人に受け入れやすいバランスになっています。

 

 

 

同じくハイキングからもう一つ提案させてください。

 

 

 

 

 

こちらは僕と窪野が気に入って購入したナイロンのジャケットとパンツ。

 

撥水性と伸縮性に優れたストレッチ素材を使用していながら、すごくソリッドな雰囲気が特徴です。

窪野はパンツ、僕はジャケットを買いましたが、お店に来てもらっている人は分かると思いますが、よく2人で着ているアイテムです。

ジャケットはシェルジャケットではなく都会のシーンで使いやすいブルゾン型で、とにかく削ぎ落とされたデザイン魅力です。パンツはトラウザー型をベースにストレートのスラックス的な感覚で使えます。

 

所謂シャカシャカのナイロンではなく、マッドな質感で落ち着いた雰囲気なのがポイントで、しかも両方裏地がフリースなので暖かくて気持ちいい。特にパンツは雪が降る季節にも心強いと思います。

 

 

 

HIKING PATROL

PATH INNER BRUSHED SOFTSHELL INNER JACKET

Color: CHARCOAL BLACK

Size: M / L

¥37,000+TAX

 

こちらもJERZEESのフーディとWELCOME-RAINのデニムで合わせるのが鉄板スタイルになってきました。先程の半袖ベスト同様にこちらも制服になりそうです。

特に派手なスタイルはしないので、このくらいラフに羽織れるのが気に入っています。

 

 

HIKING PATROL

PATH INNER BRUSHED SOFTSHELL TROUSERS

Color: CHARCOAL BLACK

Size: S / M

¥29,000+TAX

 

窪野はこの冬やりたいスタイリングで着てくれました。(見えませんがインナーはスウェットです。)

JERZEESのスウェットの他にも今期買ったSUNFLOWERのニットやANOTHERのカバーオールにもよく合わせていて、彼が着ているのを見るとこのパンツの使い勝手の良さをすごく感じさせられます。週の半分はこのパンツを穿いているので、よっぽど気に入っているんだと思います。（笑）

カラーもチャコールブラックってところもグッとポイントで、黒、ネイビー、ブラウン全てのカラーリングにマッチします。

 

 

せっかくなのでこの提案も。

 

 

 

 

ブルゾンとパンツのセットアップスタイル。

僕らはそれぞれ単体で買いましたが、セットアップ、いいですね。

男らしいタフさのある雰囲気で着られるこのスタイルもおすすめします。サラッと着て街に出かけられるので、休日をラフに過ごしたい大人の皆さんにはぜひセットアップで揃えていただくのもおすすめです。

 

サイズ展開はブルゾンはMとLの2サイズ。パンツはSとMの2サイズで用意しました。

167cmの窪野と168cmの西脇ですがお互いにブルゾンはM、パンツはSを着ています。

 

 

 

 

「好きなものを楽しむために」という視点でハイキングをご紹介させていただきました。どのアイテムも即戦力になると思います。すでに買い物をしている方にとってもいい買い足しになりますし、まだ始めてない方にもおすすめの内容です。

私たち3人はとにかく気に入ったものをとことん楽しむためにアイテムを足していくので、リアルに着られる今の時期はよりスタイリングを楽しむための買い物をします。

今回はブランド紹介というよりは、そういった私たちならではの視点とこの場所ならではのスタイルを皆さんに提案させていただきました。

ハイキングチームは元々アウトドアライフスタイルを発信するソーシャルメディアとしてスタートしていて、過去にKeen、Mammut、Diemmeとのフットウェアとのコラボレーションもしていたりとファッション面にかなり精通したチーム。アカウントを見ていただくとすごく支持されていることも分かります。

だからこその視点が、北欧の自然豊かなアウトドアの環境でありながら都市でのファッションシーンにおける考え方のバランスの良さを感じていただけると思います。

 

ハイキングは引き続きTHIRD PLACEで重要な存在になるので、この機会に皆さんに覚えていただけると嬉しいです。

 

 

それでは今週も皆さんにお会いできること、楽しみにしています。